経営者が生産性を高めるために必要な朝の使い方 | エブン・ペーガン

あなたが経営者であるならば、毎日大半の時間を仕事に費やしより成功することを目指して働いていることでしょう。 しかし、ほとんどの経営者は働く時間が長いにも関わらず生産性が低い仕事に多くの時間を割いていることに気付いていません。

本日は、その問題を解決するためにマーケティングの国際的権威であるエブン・ペーガンを紹介します。

彼は、人間には意思決定力があり、それはすぐに消耗してしまうもので1日の中でも朝に行うことが、非常に重要だと言います。その朝の貴重な時間を守るために我々経営者は物理的と精神的に邪魔するものを排除することが生産性を高める秘訣だと言います。

まず、物理的に邪魔されるものと聞いてあなたは何を思い浮かべますか?

・メール?

・電話?

・SNS?

・チャット?

現代のビジネス現場では、多くのコミュニケーションツールが存在し、私たちの集中力は散漫になりがちです。

だからこそ、エブンは言います。

少なくとも3~4時間、メールににも電話にもSNSにもチャットにも、すべて出ないという時間を作ること。 他人に巻き込まれる時間ではなく、自分自身の意思のみで物事を進めることができる時間を確保することが非常に重要。さらに彼は、その創り出した時間で何にも邪魔されることなく次の3つの仕事に集中することができれば、革新的変化を起こすと言います。

その3つとは、

・商品

・マーケティング

・人間関係

商品を増やすほど、顧客は増え、顧客生涯価値も大きくなり、会社の売上は増加していきます。そして、マーケティングを行えば顧客から商品を購入するようになり、アップセルを行い、売上増加につなげることができます。そして最後は人間関係。顧客生涯価値はパートナー、チーム、従業員、投資家との人間関係で決まるといっても過言ではありません。1日の仕事のはじめ、最低2時間、これら商品、マーケティング、人間関係に費やすことが重要です。

もう1つの方法としては、1週間の内、丸1日か2日をこの習慣に使うやり方もあります。

要するに、重要なことは「何にも邪魔されない時間」を優先的に確保することなのです。この習慣を身に着けるだけで、生産性は劇的に向上するとエブンは言います。

あなたは今どの程度「何にも邪魔されない時間」を確保することができていますか?

ぜひ考えてみてください。

それでは、また。

株式会社ビッグオー代表
執筆者  園田隆之

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